IoT(Internet of Things)ってなに?事例や課題をかんたん解説。

マルコ
こんにちは、マルコです。今回は、最近かなり聞く機会が多くなってきた、「Iot(Internet of Things)」という言葉を解説します。

IoT(Internet of Things)とは?

IoTとは、Internet of Thingsの略で、「モノのインターネット」と訳すことができます。

つまり、いろんなモノをインターネットでつなげるという意味です。そうすることで、それらのモノ同士が情報をやりとりできるようにします。

これまで、私たちがインターネットにつないでいたのは、PCやタブレット、スマートホンなどの情報機器でした。テレビやテレビゲームなどの家電をインターネットにつなぐパターンもありましたが、範囲は限られていました。

しかし、Iotはいろんなモノに電子センサーをつけることで、インターネットにつながる対象を大きく拡大しようというものです。


全てのモノがインターネットに繋がるわけではない

Iotと聞くと、この世の全てのモノがインターネットにつながるような電脳世界を想像する方もいるかもしれません(゚Д゚)

しかし、実際はIotで全てがインターネットに接続されるわけではありません

それだけではなく、本当に全てのモノがインターネットにつながってしまうのは、かなり危険なことなんです。

まず、インターネットには、常にハッキングのリスクがあります。インターネットにつながる対象が必要以上に増えてしまうということは、それだけハッキングに狙われる対象も増えるということです。全世界の全てのモノが常にハッキングのリスクにさらされているのは、あまりに怖いですよね。

また、そもそもインターネットにつなげる必要のないものもたくさんあります。例えば、ティッシュペーパーをインターネットにつなげたところで、何も生まれませんし、無駄なコストがかかるだけですよね…( ´Д`)

IoTが活用できる事例

Iotは、使い方次第ではコストを大きく削減できたり、業務を圧倒的に効率的にすることができます。今回は、その事例をいくつか紹介します( ・∇・)

工場の管理

IoTによって、それぞれの製造過程の情報やメンテナンス情報をリアルタイムで把握することができるようになります。

部品の修理が必要な場合には機械がそれを教えてくれますし、部品の在庫を管理して、販売数に合わせて生産数をコントロールすることも可能になります。

このように工場全体をインターネットに接続することで、圧倒的に効率よく工場を動かすことができるのです。

インフラの管理や修理

もう一つの重要な事例は、電気やガス・水道などのインフラの管理や修理です。

これまでのインフラは、当たり前ですが「壊れてから修理する」のが一般的でした。

しかし、これでは損失が大きくなってしまいますよね。

一方、これを全てインターネット化すると、壊れる前に部品を交換できるようになります。

センサーがリアルタイムで状況を監視し、修理が必要な場合に合図を出す。すると、そこへ自動運転車が修理に向かう。

この一連の流れを完全に人の力なしでできたら、コストをかなり削減できますよね。

また、特に日本のようなこれから人口減で人手不足に苦しむような社会では、このような技術はより求められています。

車の自動運転

IoTによって車の完全自動運転が実現すると、車がお客を乗せて運賃を受け取り、勝手に給油をしてガソリンスタンドに支払いを行う、という一連の流れを人なしでできるようになります。

また、これらの記録がブロックチェーンに記録されることで、改ざんを防ぐこともできます。

さらに、今あるUberのような配車サービスが自動運転化すると、ユーザーはスマホで鍵を開けて車にのり、サービスを利用することができます。

鍵の管理から料金の支払い・万が一事故が起こった際の保険請求まで自動的に行えるサービスが期待されているんですね。

このようなしくみはスマートコントラクトを使ってもできそうです( ^ω^ )

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2018.02.03

IoTの課題

このように社会を圧倒的に便利にしてくれるかもしれないIotですが、課題もいくつかあります。

セキュリティの問題

先述のとおり、インターネットには常にハッキングのリスクがつきまとってしまいます。

つまり、IoTでいろんなモノがインターネットにつながっていくにつれて、それだけハッキングの対象になってしまうものが増えるのです。

これに対処しようと管理者がセキュリティを強化しようとすれば、処理速度が遅くなってしまったりコストが高くなってしまう弊害も出てきます。

また、IoTでインフラをインターネットで管理するようになると、万が一それがハッキングされた場合、大規模な停電・断水・工場の機能停止など、被害が甚大なものになってしまいます。

自動運転車の自動車がハッキングされて動きが止まってしまえば、大規模な事故にもつながってしまいます。

実際、アメリカでは監視・制御システムがハッキングされ、水道水処理施設のポンプに障害が起きる事故が過去に発生しています。

また、イランではウイルスによって原子炉が故障し、核開発が結果的に遅れる事態になりました。

このように、サイバー攻撃によって国の必要な機能が停止してしまうということは十分に考えられます。


ソフトウェアの問題

基本的に、ソフトウェアは進化を続けていきます。

例えば、WindowsのパソコンならWindows XP→Windows Vista→Windows 7…というようにソフトウェアは時代とともに変わっていきますよね。

そして、消費者はそれに合わせてパソコンを買い換えてきました。バージョンが変わるごとにパソコンを買い換える人はあまりいないかもしれませんが、いまだにWindows XPを使っている人はほとんどいないでしょう。

しかし、工場で使うような高価な機械は、このように頻繁に買い換えることはできません

「工場の機械のバージョンが変わったので、工場の機械まるごと新しいものに変えてください」とは言えないのです。

しかしながら、現時点でこのソフトウェアの問題に対しての解決策はありません

つまり、メーカー側はいつまでも古いバージョンの機械をアップデートし続けなければならなくなりますよね。

これには、かなりのコストがかかってしまいますし、そもそも利益が上がらないビジネスになってしまうのです。

ブロックチェーンによってIoTの問題が解決する?

前提として、今考えられているIoTのシステムのほとんどは、中央集権的な情報処理システムのもとで行われようとしています。

これはどういうことかというと、まずインターネットに接続されたさまざまな機械から集めた情報が、中央のデータセンターに送られます。そして、その中央センターが色々な決定をしたり、修理をする技術者や他の機械に指令を出したりするのです。

つまり、全てのデバイス(機械)が、中央施設によって管理されているんですね。

しかし、先述の通り、中央集権的な管理システムには問題点がいくつかあるのです。

しかし、これらの問題点を解決できるのではと期待されている技術があります。

それは、ブロックチェーンです。ブロックチェーンを使えば、中央集権的ではない分散管理をすることができます。これによって、中央集権的な管理システムがもつ問題を解決することができるのです。

詳しくはこちらをご覧ください( ・∇・)

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マルコ

アメリカ在住の大学生。 2016年の夏から仮想通貨投資をしています。学生から投資をすることの大切さを実感し、投資をしたことがない人でもわかるようなブログを目指しています。海外記事の翻訳もやるので気軽にご連絡ください。
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