オンチェーン・オフチェーンってなに?仕組み・違いをかんたん解説。

マルコ
こんにちは、マルコです。今回は、「オンチェーン」と「オフチェーン」という2つの言葉についてサクッと解説します( ・∇・)

オンチェーンとは?

オンチェーンとは、ブロックチェーン上で行われる取引の処理のかたちです。

オンチェーンでは、トランザクション(取引)はブロックチェーンに記録されます。それを、ブロックチェーン上の全てのネットワークが共同で管理するわけです。

オンチェーンの例

オンチェーンの例はいたってシンプルです。

例えば、AさんがBさんに1ビットコイン(BTC)を送金するとします。この取引(送金)はブロックチェーン上で行われるので、オンチェーンで行われた、となるわけです。

この場合、取引を管理する主体(国とか企業)はありません。つまり、この取引は「非中央集権」的に行われています。これは「ブロックチェーン」の一番大きな特徴でもあります( ^ω^ )

オンチェーンの問題点

スケーラビリティ問題

オンチェーン上の取引には問題点もあります。その代表的なものが「スケーラビリティ問題」です。

スケーラビリティ問題とは、簡単にいうと利用者が増えすぎて処理速度が遅くなってしまうことです。

例えばビットコインのブロックチェーンでは、一つのブロックのサイズが1MBに制限されています。

つまり、処理しなければいけないトランザクション(取引)が増えていけば、取引が詰まって処理速度が遅くなってしまうんですね。

またトランザクションの処理が詰まってしまうと、トランザクションを優先的に認証してもらおうと手数料を多く払う人が出てきて、結果的に手数料が底上げされてしまうという問題もあります。

これの解決策として「ハードフォーク」や「セグウィット」、「ライトニングネットワーク」などがありますが、いずれもこのスケーラビリィ問題を完全に解決できる訳ではありません。

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異なるブロックチェーン間の問題

現段階では、異なる2つのブロックチェーンの間で直接送金することはかんたんではありません。

例えば、Aさんがウォレットから1ビットコインを送金して、Bさんのイーサリアムのウォレットに着金できるようにする、みたいなことはまだ一般にできるわけではないのです。

だから、個人の間に「取引所」があって、違うブロックチェーンを使った通貨同士の「交換」をしているわけなんですね。

最近話題の「DEX(分散型取引所)」は個人のウォレット同士で取引ができるのでこの問題の解決策ということもできますが、まだまだ技術的な問題があり完全に普及できている訳ではありません。

DEXがもっと使いやすくなって普及してくれるのが待ち遠しいですね…(°_°)

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オフチェーンとは?

オフチェーンとは、オンチェーンの対義語にあたるもので、ブロックチェーンの外で行われる取引の処理のかたちです。

取引がブロックチェーン上で行われないので、トランザクション(取引)がブロックチェーン上に記録されることもありません。


オフチェーンの例

取引所

仮想通貨を「交換」する場所である取引所は、取引所内で行われるほとんど全ての送金を取引所内のネットワークで行っています。

あと、取引所で仮想通貨を買ったり売ったりするのも、それが取引所のネットワークで行われている点で、オフチェーンの取引ということができますね。

ペイメントチャンネル

ペイメントチャンネルとは、簡単にいうと「2者間で送受金を何度行っても、一度のブロックチェーンに記録するだけで済む」という技術です。

先ほども述べたように、「スケーラビリティ問題」が大きくなっていくにつれて、送金の手数料が高くなるとなう問題も起こってしまいました。

例えばビットコインは一度送金するたびに1000円以上手数料がかかってしまうんですね(´・_・`)

一方ペイメントチャンネルでは、最終的な記録だけをブロックチェーンに記録するので、手数料がかかるのは1回だけということになります。

このことによってトランザクションあたりにかかる手数料を少なくすることができるのです( ◠‿◠ )

もっとペイメントチャンネルの技術が進んで行けば、少額決済のハードルを下げることもできますよね。

また、ペイメントチャンネルを使用したビットコインの「ライトニングネットワーク」や、イーサリアムの「ライデンネットワーク」も、オフチェーンです。

ライトニングネットワークやライデンネットワークが完全に実装されれば、処理できるトランザクションの数が飛躍的に伸びるので、スケーラビリティ問題の解決策として期待できますよね( ^ω^ )

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おわりに

ブロックチェーンと聞けば、どうしてもオンチェーンのイメージが大きいですよね。

しかし実際は、ライトニングネットワークなどのオフチェーンの試みもかなり多くなっています。

オフチェーンを使った技術はこれからも進歩していくと思います。これからもオフチェーンというワードに注意してみてくださいね( ・∇・)

 

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マルコ

アメリカ在住の大学生。 2016年の夏から仮想通貨投資をしています。学生から投資をすることの大切さを実感し、投資をしたことがない人でもわかるようなブログを目指しています。海外記事の翻訳もやるので気軽にご連絡ください。
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