アメリカ留学の現実。アメリカ留学のネガティブなところを話します。

マルコ
こんにちは、マルコです。
今回は、アメリカの大学で勉強している留学生として、アメリカ留学に関して思うことを書きたいと思います。

みなさん、アメリカ留学というとどういうイメージをもつでしょうか。

おそらく、ほとんどの人は英語が話せるようになる、とか世界中のいろんな友達ができる、とか、いろんな価値観を知れる…といったポジティブなイメージを持つと思います。

確かに、アメリカに留学することで得られるものはたくさんあります。地域にもよりますが、馴染んでしまえばアメリカほど留学していて楽しい国はないでしょう。

実際、僕もアメリカに住んでいて楽しいと思います。アメリカに留学したことを全く後悔はしてません。

しかし一方で、今からアメリカに留学しようかなと考えている人たちに、心からアメリカ留学をオススメすることはできません

なぜなら、アメリカ留学にはデメリットもたくさんあるからです。アメリカに限ったことではありませんが、海外に留学する上では、必ずメリットとデメリットをしっかり比較して、それでも納得した上で行ってほしいと思います

そこで今回は、アメリカに長期留学している僕の経験を交えながら、あまり見えにくいアメリカ留学のデメリットを紹介していきたいと思います。

アメリカ留学のメリットについては、すでにいろんなサイトで紹介されているので、そちらをご覧ください。(メリットに関する記事もいずれ書くかも?)


お金の問題

多額のお金がかかる

たぶん、アメリカに留学する上で一番大きな問題はこれです。お金の問題。

というのも、アメリカの学費、あまりに高すぎるんですよ。

例えば僕が留学している大学は州立大学なんですが、学費が年間4万ドル(約450万円)くらいします。

州内に住む住民であればそれなりに安い(それでも日本の基準だと普通に高い)のですが、その州外の出身であれば学費が跳ね上がってしまいます。

つまり、留学生にとっては、私立とか州立とか関係なく学費はめちゃめちゃ高いということですね。

さらに、留学するとなれば、学費以外にも生活費もかかってきます。

留学する地域だったり、住む場所(大学の寮・アパートメント)にもよるのですが、アメリカの物価(家賃・食費など)は基本的に日本よりも高いです

例えば、僕の住んでる地域は、かなり都会の方なので、家賃と食費などを合わせれば月に20万円くらい・年間で240万円くらいはかかってしまいます。日本ならありえない額ですよね…(゚Д゚)

しかも、アメリカは車社会です。地域によっては車がないと何もできない…なんてところもあります。

交換留学で1年いるだけだったらなんとかできるかもしれないですが、4年間いる場合には基本的に車が必要になるので、買わないといけません。

そのほかにも、保険代・日本に帰る時にかかる飛行機代など、アメリカ留学にはかなりのお金がかかります。

安い地域でも300〜400万円、ニューヨークやロサンゼルスなどの都会なら400〜700万円くらいかかってしまいますね。

つまり、アメリカの4年生の大学を卒業しようと思ったら、2000万円くらいは必要になるということです。

これだけの費用をかけてまで本当にアメリカの大学に行かなければいけないのか、留学に行く前にしっかり考えてみてください。

バイトができない

学費が高いのなら、バイトをしてお金を稼げばいいのではないか、と思う人もいるかもしれません。

しかし、アメリカの留学生は基本的にバイトをすることができません。

できるとしても大学のちょっとしたスタッフみたいなことしかできないので、もらえるお金はごくわずかです。

また、正直留学生にバイトをしている時間的余裕はありません。勉強量が多すぎて忙殺されてしまうためです。

つまり、バイトで学費代や生活費を賄うのは不可能だと思っておいたほうがいいです。

就職の問題

アメリカに留学しようと思っている人の中にはこう思っている方もいるかもしれません。

マルコ
卒業した後、アメリカで就職したい♪( ´θ`)ノ!!

結論からいうと、アメリカの大学を卒業した後に、そのままアメリカの企業に就職する人はほとんどいません。というか、できません

なぜなら、最近はほとんど就労ビザが下りないので、いくら大学に通っていようと、いくらいい企業からオファーが来ているようと、政府から就労ビザが下りる可能性は低いからです。

アメリカの大学を卒業すれば、「OPT(オプショナル プラクティカル トレーニング)」という、1年だけアメリカに滞在できる権利があるのですが、僕の周りでそれを利用する人はまずいません。

なぜなら、1年だけアメリカにいて何をするんだよって話ですし、1年職業訓練をしてもその後外国人として正規雇用を勝ち取るのは至難の技です。

つまり、ほとんどの留学生は、日本の就活に参加しないといけないわけです。

しかし、日本式の就活をするにあたって、正直留学生はかなり不利です。

もちろん英語力とか海外経験が評価される部分はありますが、留学生は日本の学生と比べて圧倒的に就活に関する情報が手に入りにくいのです。

日本であれば、説明会がたくさん行われたり、日本企業のインターンもあったり、あるいは友達と情報を交換できたりすると思います。

しかし、留学生はそういった機会が圧倒的に少なくなってしまいます。

各大学の日本人コミュニティなどを通して、日本企業の方が説明会をやってくれたりすることはありますが、日本で就活をすることに比べると、やはり不利になってしまうことは変わりません。


学生生活の問題

勉強量が多すぎる

聞いたことがある人も多いかもしれませんが、アメリカの大学では、日本の大学とは比べ物にならないほど勉強をしないといけません

アメリカの大学では基本的に毎日宿題が出されます。しかも、その量はかなりハードです。

もともと、英語のリーディング力がネイティブレベルの人ならいいですが、そういう人は帰国子女でも多くありません。

そのため、ネイティブの学生よりも宿題をするのに時間がかかります

ただでさえ多い宿題を、効率の悪い留学生がやるとどうなるでしょうか。

はい、まず終わりません。土日に1日中図書館にこもって勉強しても終わらないこととかざらにあるわけです。

アメリカの学生は平日頑張って土日はリラックスして休む…みたいなイメージを持つ人がいるかもしれませんが、これをできるのは効率のいいネイティブの人たちだけです。

効率の悪い留学生は、ネイティブよりも時間をかけて勉強しないとついていけないのです。

つまり、留学生は現地の人よりも勉強を頑張らないとついていけないので、パーティーに行ったり、遊んだりする時間が思ったより多くないということです。

もう一度言いますが、アメリカの大学は基本的に勉強漬けです。

専攻科目が本当に好きで学びたい気持ちがあればいいと思いますが、そうでないなら、いずれきつくなってしまう可能性は高いと思います。

アメリカに留学する際は、自分の専攻をしたい科目をしっかり選んで行くようにしてください。

勉強以外のサポートがない

アメリカの大学は本当に「勉強するための場所」です。

つまり、「勉強」以外のサポートが、日本の大学と比べるとかなり少ないです。

日本の大学のことはあまりわかりませんが、日本の大学では社会で必要なスキルなども教わる機会が設けられていると聞きます。

一方、アメリカの大学ではそういったサポートはありません。卒業すれば、そのまま社会に放り出されるというわけです。

僕はどちらのスタイルが正しいのかはわかりませんが、一般的に学生に優しいのは日本の大学だと思います。

友人関係の問題

アメリカの大学で、友人を作ることは日本の大学に比べると難しいように感じます。

なぜなら、アメリカの大学では、「サークル」の文化が日本ほど発達していないからです。

日本では、大学に入ったらみんなそれぞれ自分の好きなサークルに入って、友達を作るのが一般的だと思います。

しかし、アメリカではそれができないので、友達を作るチャンスがある程度限られています

日本の大学に通っている方はわかると思いますが、サークルがなかったら交友関係の幅ってだいぶ狭くなりますよね。

これは個人の努力やキャラクター、英語力にもよると思いますが、アメリカで仲良い友達を作るのはそれほど簡単ではないことは知っておいてください。

おわりに

これまで僕が経験や友人から聞いた話をもとに、「アメリカ留学のデメリット」を書いてきました。

しかし、僕は留学することは悪いことではないと思いますし、留学するという選択肢を否定はしません。

でも、実際に留学する際は、こういったデメリットと留学することで得られるメリットを比較して、考え抜いた上でしてほしいと思います。

特に4年生の大学に行く場合は、途中で後悔してしまっても、学費の高さなどを考えれば途中でやめるという決断はしにくいです。

「なんとなくアメリカ留学」は、いろんな面でリスクが大きいのです。

実際に行ってから後悔してしまわないように、行く前に何がしたいのか、どこに行くべきなのか、ちゃんと考えてから行くようにしましょう。

 

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マルコ

アメリカ在住の大学生。 2016年の夏から仮想通貨投資をしています。学生から投資をすることの大切さを実感し、投資をしたことがない人でもわかるようなブログを目指しています。海外記事の翻訳もやるので気軽にご連絡ください。
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